最高の“再オンボーディング”を実現する社員総会と、キーボードに落とした5粒の涙

こんにちは。CANTERA ACADEMY6期卒業、佃雄太郎です。多くの会社でやっている社員総会。私たちアックスコンサルティングも、毎年夏と冬の2回、東京本社、大阪・名古屋支社の新人からベテランまで、全社員が集まって開催しています。

社員総会は、全従業員の気持ちが一つになる日

アックスコンサルティングでは、社員総会も大切な”オンボーディング”の場として捉えています。オンボーディングとは、「船や飛行機に乗る」という意味から派生した言葉で、新入社員が会社にスムーズになじみ、早い段階でパフォーマンスを発揮させるプログラムのこと。そのため、これから入社してくれる内定者にも会の途中から参加してもらっています。そして、オンボーディングは、新入社員だけに向けた言葉ではありません。現在活躍している社員が、乗っている船(会社)が向かう方向や目的(会社の方針)を理解し、それが自分の描く目的地(未来やキャリア)と合っているかを再度確認し、決意を持って乗り込むための意味合いも含んでいます。会社の期首から、社員全員が一つの船に乗って目的地に向けて全力で航海を始める。社員総会は、最高の”再オンボーディング”の場でもあるのです。

大切なのは、社員への感謝と日頃の頑張りを称えること

例年の社員総会は、ウェスティンホテル東京で開催。昼はテーマに沿ったビジネスカジュアル、夜はしっかりとドレスアップをするのが恒例です。

昼間の第一部は、代表の全社方針発表から始まり、各部門の成果報告と次期に向けた方針・コミットメントを各マネージャーが発表します。方針発表の後は、内定者も合流して、会社や社員に関するクイズ大会などのレクリエーションを実施し、大いに盛り上がります。
普段、会社ではなかなかコミュニケーションの取れない支社や他部門の社員同士の素顔が知れる、絶好の機会です。

メインとなる夜の第二部。ここでは、社員への感謝と、日頃の頑張りを称える表彰式が行われます。数字として見える成果に対する表彰はもちろん、数字には現れないけれど会社に貢献した部門や人、企業文化の醸成のために貢献した委員会など、成果と企業文化の面で輝いた人を表彰しています。数ある表彰の中でも、最も高い成果を発揮した新入社員を全社員の投票で決める最優秀新人賞、そして1年で最も活躍した人に贈られる社長賞は特別なものです。賞がとれ涙する社員と、その社員が賞を取れたことに涙するチームメンバーもいます。

今年はオンラインで社員総会をやってみた

ただ、今年の社員総会は、コロナ禍ということもあり、オンライン会議システムを利用しての社員総会に急遽変更となりました。本社のセミナールームから配信し、社員は社内の自席や自宅など、好きなところからオンラインで参加する形です。

「離れていても、心はひとつ」をテーマに、開催したオンライン社員総会。前例がなく、プロジェクトメンバーが助け合いながら手探りで進めていましたが、内容はほぼ例年通り。むしろ、スムーズな進行や時間配分を考えると、対面かオンラインかなどと言うことは関係なく、今までいちばんよかったかもしれません。

普段、社員の涙など目にすることはないですが、この日ばかりは、たくさんの涙を目にしました。そんな仲間たちを見ていると、わたしも5粒ほど涙をこぼしていました。

社員総会にはオンボーディングが詰まっている

さて、弊社は7月から新しい期を迎えましたが、今期も社員の“オンボーディング”をテーマの一つとして掲げています。社員総会前に全社員が次期の目標を記入し発表する”コミットメントシート”には、各自のOKRを書く項目だけでなく、オンボーディングに関する項目があります。

・今のメンバーが欠けることなく一年の迎えるために自分がすること
・新入社員を迎え入れるために自分が心掛けること
・よりよい企業文化にするために自分が実施すること

これは、より良い会社づくりのために自分は何をするのか当事者意識を持つための、自分に対する宣言でもあります。

アックスコンサルティングが掲げるオンボーディングは、新入社員だけを対象とするものではありません。もし、同じ船に乗る仲間がキャリアやプライベート、健康面に不安を抱えていたらどうするか。たとえベテランの優秀な社員であっても新入社員であっても、そのような状態に陥ってしまったとき、個人の問題だと切り離して見過ごすのは良い企業文化とは言えません。
はじめて船に乗ることを“オンボーディング”と呼ぶのなら、何年にも渡る長い航海の中で立ち寄った港町での束の間の休息が社員総会。港の酒場で航海の苦労を労い傷を癒し、仲間たちを称え、そして、これから続く長い航海を考え、改めて決意を再確認し乗船するのが“再オンボーディング”です。

年二回行う社員総会は、企画・準備から運営までのすべてを社員だけで行います。通常業務と並行して行うので、正直、とても大変です。成功させるには、全社員の協力が必要です。社員総会は、当日だけが社員総会ではなく、この一日を作っていく過程もオンボーディングなのです。初心に返り、全社員が共通の目的に向かって協力し進めていく。仲間を思いやり、日頃の頑張りを称え合い、改めて価値観を共有していく。社員のエンゲージメントとパフォーマンスを高める場として、社員総会はアックスコンサルティングが考えるオンボーディングのすべてが詰まった最高の場だと考えています。

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執筆者

佃雄太郎

CANTERA6期卒業生。 アウトソーシング事業部部長兼HRコンサルティング事業部部長。 経理や給与のアウトソーシング事業の全体責任者として350社のバックオフィス業務をサポート。 バックオフィス業務の一環で人材育成の情報収集のために、ATDをはじめとしたHRテクノロジーの海外視察を行ってきた。 現在は人材開発プラットフォーム「MotifyHR」の部長を務める。

ニューノーマル時代には、エンゲージメントが企業の成長を左右する

こんにちは。CANTERA ACADEMY6期卒業、佃雄太郎です。コロナ禍により、世間ではニューノーマル=新しい常態の時代を迎えています。以前のように混みはじめた通勤電車や出社日数の増加など、徐々に元の姿に戻ってきつつありますが、テレワークをはじめとした新たな働き方が普及するのは間違いありません。物理的に離れたところで働く従業員のエンゲージメントをどう向上させるか? それが、今後の企業存続を左右すると言っても過言ではないでしょう。

最高の“再オンボーディング”を実現する社員総会と、キーボードに落とした5粒の涙

こんにちは。CANTERA ACADEMY6期卒業、佃雄太郎です。多くの会社でやっている社員総会。私たちアックスコンサルティングも、毎年夏と冬の2回、東京本社、大阪・名古屋支社の新人からベテランまで、全社員が集まって開催しています。

オンボーディングの第一歩『カルチャーブック』で伝えたいこと

昨今、HRや人材開発の業界でよく耳にする「オンボーディング」というフレーズ。元々は、船や飛行機などの乗り物に乗るときに使われてきた言葉です。この語源から派生し、HR業界で言うオンボーディングとは、新しい人材を、会社やチームにいち早く慣れさせ、戦力化し、パフォーマンスを上げるための一連の育成プログラムのことを指します。海外を見てみると、GoogleやFacebookなどは、いち早くこのオンボーディングに注力していました。