リソースが限られた中小・ベンチャー企業こそ採用戦略に命をかけるべき!

最終更新日:2020/08/19

Writing by:永田圭

こんにちは。CANTERA ACADEMY8期卒業の永田です。弊社白潟総研は正社員数でいうとインターン生含めて36名の中小・ベンチャー企業です。
1年半前に開始した採用活動の中で得た知見やノウハウをご紹介させて頂きたく、今回寄稿させて頂きました。

白潟総研における採用初期フェーズのお話

多くの中小・ベンチャー企業では採用担当が1名、もしくは他職種と兼務しているケースが多いです。白潟総研が本格的に採用を開始した1年半前もそのような状況でした。弊社のNo,2が事業部長を兼務しながら採用室長として採用に取り組んでおりました。

経営の舵取りをしながら、採用活動をしていたので割ける工数は10%程度。片手間でしか採用にリソースを割けない状態でした。

弊社に限らず、多くの中小・ベンチャー企業様でこのような状況にはご理解頂けるのではないでしょうか?この状況下で求められるのは「どこにリソースを集中させるか」、「自社が戦う場所をどこに設定するか」ということです。逆説的な表現も補足すると、「戦わない場所を決める」とも言えるかもしれません。

本記事では、「白潟総研が採用においてどのように戦う場所を決め、成功したか」具体的事例を元に書いてまいります。

そもそも「採用戦略」とは何なのかというお話

本テーマにもある「採用戦略」。昨今、ニュースや記事でよく見かける言葉です。しかし、「採用戦略」という定義をどこまで言語化されているでしょうか?「採用戦略」を考える上で「戦略」という言葉の定義を考える必要があります。「戦略」とは読んで字のごとく「戦」う場所を「略」するという意味です。つまり「戦う場所を絞る」という考え方です。

「営業活動」で例えるとイメージが湧きやすいかもしれません。「受注傾向から業界をターゲティング」してから営業活動される方が多いかと思います。これが「戦う場所を絞る」ということです。

採用でも同じことが言えます。昨今、様々な採用ツールが出てきています。とりあえず様々なツールを使おうと手を出してしまうと、中途半端な知見しかたまらなくなります。

これでは本末転倒ですし、「戦う場所」を絞れていない状態です。例えば、「今期はこの採用サービスに絞って、ヒトとお金を集中的に投資する」とした場合いかがでしょうか?

これが「戦う場所を絞る」という考え方です。採用サービスを集中させることによって、自社に知見がたまりやすくなります。また、「物量」で採用競合を上回れるという点も大きなメリットです(ここでいう「物量」とは「ヒト・お金・情報」を指しています)。

中小・ベンチャー企業はただでさえリソースが限られています。「リソースが限られているのであれば、リソースを絞る」という考えにシフトしてはどうかと考えています。

ここまで概念的なお話になりましたが、次章からは白潟総研が具体的にどんな採用「戦略」を実施してきたかをご紹介します。弊社が試行錯誤しながら見出したtipsがつまっております。ぜひ最後までお付き合い頂ければと思います。

白潟総研の採用「戦略」のお話

当社が採用を開始したのは2018年8月。「戦う場所」のメインは「Wantedly」と「リファラル採用」です。

採用内訳は「正社員:Wantedly 5名」、「正社員:リファラル採用10名」、「インターン生:Wantedly 17名 」、「インターン生:リファラル採用4名 」となっております。特にWantedlyに関しては新卒、中途、インターンと様々な職種の募集記事を掲載できるのでオススメです。また、リファラル採用はほぼノーコストで採用できます。(リファラル採用=「社員の紹介」による採用)リファラル採用を促進するメリットを2つご紹介します。

1つ目は「リソースを分配できる」ことです。リファラル採用は社員自身が動く必要があるので、採用にかかる人的リソースを社員にも分配できます。

2つ目は、「転職潜在層にアプローチでき、採用競合が少ない」ことです。転職マーケットに出てきている顕在層ではない候補者と接点を持てます。加えて、採用競合が少ない土俵で勝負できます。

白潟総研では上記2つを「戦う場所」に設定したおかげで、一人当たりの採用単価が『2.8万円』という低コストで素晴らしい人材を採用できました。(正社員のみで計算。インターン生含めると2万円を切る)また、カルチャーマッチ度が高い人材が仲間になってくれたことも大きな成果でした。

ここまで白潟総研の採用戦略に関して、具体的な採用手法をもとにご紹介してきました。いかがでしたでしょうか?少しでもお役に立てる学びがあれば幸いです。中にはWantedlyやリファラル採用に関して、もう少し具体的な取り組みを聞いてみたいと思った方もいらっしゃるかもしれません。より当社の採用戦略や事業内容にご興味がある方は一度フランクにお話しさせて頂ければと思います。

みなさまの現状やお悩みポイントもお聞きしながら、候補者に選ばれる魅力的な採用戦略を一緒に考えていければ幸いです。お気軽にご相談ください!
(後段のTwitterもしくはFacebookまでどうぞ)

弊社の「Wantedly」と「リファラル採用」に関する取り組みをまとめたリンクもございます。下記もぜひご覧ください!

■Wantedly:中小ベンチャーの「応募獲得」の勝ち筋

https://note.com/ishikawa_ssoken/n/n128343372c72?fbclid=IwAR3rrBcgoLfq7qsbf_6rWZU8r8AbqlVIfGzn5296c_P9ARQu4LkT4slcdr8

■リファラル採用:リファラルリクルーティングが最高の採用手法である13の理由とは?
https://referral-recruiting.co.jp/establishment_of_a_new_company?fbclid=IwAR3KgzRXCTrg5Gnl8noMc2hzRhgmjS61S74sKgv5wYZjZBO8mI9KFFtQSd8

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執筆者

永田圭

CANTERA大阪8期卒業生。
新卒時代から一貫して人材・採用領域でセールス、CSとして累計200社以上の採用支援に従事。就活未来会議のプロジェクトマネージャー、全社アワードの立ち上げ等も経験。そのかたわらブライダルベンチャー企業で現場のキャスト、採用・育成・研修業務に並行して携わる。2019年には日本採用人事輩出協会認定リクルートプランナー資格を修得。 同年12月より白潟総合研究所の大阪支社に参画し、現在に至る。

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