【CANTERA修了生×堀尾司】同期メンバーとの出会いでチャレンジすることの良さを学んだ

最終更新日:2020/11/19

Writing by:堀尾 司

CANTERA1期卒業生で、現在、総合系コンサルティングファームの組織人事コンサルタントとして、新会社設立・人事制度導入・人事機能設計・労務マネジメント施策などの制度・労務領域を中心にプロジェクトを推進している上田明良さん。

社会人になってからずっと人事領域でキャリアを重ねてきた上田さんにとって、CANTERAの同期メンバーとの出会いはこれまでの考え方が変えるほど刺激的だったそうです。

カンテラノートの記事でアクセス数が多かった上田さんに、いつもの記事とは違った観点で現在や今後のキャリアについて、CANTERA代表の堀尾司がお話をうかがいました。

CANTERAでの出会いを機に、チャレンジすることの良さを学んだ

堀尾:上田さんはご自身のなかで、仕事や人生に対して考えがどのように変わっていったのだろうか。

上田さん:今は、肩肘張らなくて楽になった感じはしますね。CANTERAで出会った人たちから感じたのは、カッコつけている場合じゃないということ。ポジションとか関係なく、いいと思うことに純粋にチャレンジすることの良さをここ数年で学んできたように思います。

堀尾:例えば、どういう時に感じるの?

上田さん:具体的な出来事というより、じわじわといろんな⼈の話や考えがそう思わせてくれたのでしょうね。特に CANTERA1期⽣のメンバーからは本当にいろいろ学ばせてもらいました。メーカーで⼈事をしている⻑⾕川さんからは折衝の役割とかチーム運営の難しさを知ったし、 知り合ってから転職した河⼝さんには、新環境でどんどん⼈事施策を打ち出していくチャレンジの 話を聞いたし。 他にも、牧田さんからはいつも社員の悩みを真摯に受け止める姿勢を、松本さんからは会社の苦しい時期だからこそちゃんと一人ひとりと面談するという考え方を学びました。

堀尾:メンバー同士で、沢山、勉強会とかもしていたよね。

上田さん:CANTERA放課後倶楽部という勉強会をしたときにも、IT企業で人事をしている中島さんや笠置さんから、「前回の話を聞いて制度の見直しをしました」と聞いたこともありました。仕事だから当然ではあるけど、ひたむきに仕事に向き合っているみんなの姿勢って影響を受けましたね。

堀尾:その辺も転職に影響したということ?

上田さん:僕はこの会社で何をしているのか、何を還元したのかと思ったときはありましたね。そこにある悩みに、明確なソリューションを出せる自分ではないと気づいたというか。

堀尾:いい同期に巡り会ったね。

上田さん:本当にそう思います。人の話を否定しないのも、すごくありがたいなと思いました。人が前に進むのを支えるような、いいエネルギーもありましたね。

まずやってみる。やらないと何もはじまらない

堀尾:上田さんは、今後、何をしていきたいと思っているの?

上田さん:「この会社、めっちゃ好きだな」という会社をつくっていきたいですね。組織づくりの責任者として会社を育てていきたいというか。事業としても、人の役に立つ事業をやって、集めた仲間と共に大きすぎない一定規模で価値を出していけたらすごいなと思っています。

堀尾:そのイメージはどこから湧いてきたの?

上田さん:前職の影響はありますね。お互いのことが好きで、働いていて幸せだったらいいよねと思えるような風土だったので。もちろん、CANTERAも影響しています。肯定する、受け入れる空気もよかったですし、会社をよくしていきたい、人のためにできることをやりたいと本気で思っている人にたくさん出会えたのはよかったと思います。

堀尾:自分ができなかったことも踏まえて、後輩世代に伝えたいことはある?

上田さん:1つは、ミスってもいいからいいと思ったことをやってみてから振り返ろうということ。挑戦に大小はないので、自分が「こうした方がいい」と思ったことを行動に移してみることですね。反対されて、あきらめることになってもいいと思う。ただ、やらないままだと、何もわからないまま終わってしまう。間違うかもしれない、怒られるかもしれない、あるいはほめられるかもしれない、感謝されるかもしれない。結果はわからなくてもやってみようということですね。

堀尾:その通りだね

上田さん:もう1つは、専門性を身につけるアクションをしようということ。いくつか方法はあると思うのですが、重要なのはアウトプットすることだと思っています。資料化するとか日記を書くだけでもいいし。それこそCANTERA NOTEに書くというのもひとつの手だと思います。

人事の専門性を使って、人を喜ばせることができる人でいたい

堀尾:上田さんのこれからのキャリアの展望も教えてほしいです。

上田さん:展望と言われると……ないんですよね。。(二人で笑)。

堀尾:じゃあ、どんな自分で居続けたいと思っている?

上田さん:普通なんですが、専門性を使って誰かの役に立つ人間になれればと思っています。自分の知識とか経験とかを使って誰かの役に立ちたいなと。
役に立ったその人達が、昨日よりちょっとでもいい仕事が出来たとか、違う誰かの役に立てたとか、早く帰れて家族との時間が出来たとか、いろいろありますが、何か人生のハリのようなものが生まれればめちゃいいなと思いますね。

堀尾:本質的だね。あきぺい(堀尾が呼んでいる上田さんのニックネーム)らしい。

上田さん:そうかもしれませんね。これを実現するためにも、転職して今の職場(コンサルティングファーム)を選んだというのもありますね。

堀尾:人事から人事コンサルタントへのキャリアチェンジだよね。

上田さん:はい。実は今の会社に入るにあたって、最初は事業会社の人事ポジションを探していました。ありがたいことに、数千人規模の上場企業から20人ほどのスタートアップまでいろんな会社からお話を頂きました。
どの会社も今までの経験を活かせる面白そうな環境だったんですが、その一方で本当はチャレンジしたほうが良い環境が分かっているのに逃げてるのでは?という感覚をいつも持っていました。

堀尾さん:逃げてる、とは?

上田さん:前職で一番感じていたのは専門性の曖昧さでした。お恥ずかしいことに、例えば人事制度を導入すると言っても具体的なプロセスや詳細論点を元にWBSを作るということすら、さっと出来ないような状態でした。
そんな状態のまま、人事という近しい環境の延長線を選べば、意志の弱い自分ならなおさら、あまり変われないだろうと心の中で思っていたんだと思います。だからある時期で人事ポジションでの転職はきっぱりやめて、専門性で商売をするコンサルタントの職を探すようになりました。

もちろん人事の仕事も専門性が必要ですし学ぶこともできると思いますが、僕の場合はコンサルタントがよいだろうという判断でした。
最初から最後まで不安だらけでしたが、色々な方々にかなり助けて頂いて、何とか今に至ります(笑)

堀尾:そうだったんだね。実際に今の環境を選んでみて得られたものはあった?

上田さん:専門性という意味では、広さ、深さ共にまだまだですが、入社して早々に、新会社の立ち上げを経験したり、今は、あるグループHDのジョブ型人事制度の導入を支援させてもらったり、学びの多い環境にいると思います。
今回のインタビューのきっかけになった記事(「ジョブ型人事制度 4つのメリットと2つの留意点」)も、部分的ではありますが、復習を兼ねてプロジェクトでの学びをアウトプットしています。

堀尾:ちゃんと経験を活かしてるんだね。最後にCANTERA NOTEの読者に向けてぜひメッセージをお願いします!

上田さん:僕の話はありきたりなほんの一例ですが、どこで学んで、どこで活かすか、そして何を目指していくのかは、探してみれば誰もが数多くの選択肢を持っていると思います。展望のない僕が言うのも矛盾してますが(笑)
CANTERAという場所は、いろんな背景を持つ人が、何だか前向きなパワーで、とてもフラットに繋がれる場所です。
そして、僕にとって今の選択肢を見つけるきっかけを与えてくれた場所でもあります。人という視点で、いつもと違った気づきが得たい、新しい選択肢を探してみたい、なんてことをお考えの方は、ぜひ一度参加してみることをお勧めいたします!

堀尾:宣伝ありがとう(笑)今日はどうもありがとうございました!

上田さんが過去執筆された記事はこちら。是非ご覧ください!

・ジョブ型人事制度 4つのメリットと2つの留意点
CANTERA NOTE閲覧数No.1の記事です!

・ジョブ型人事制度 報酬制度の3つの特性とベンチマークポリシーの重要性

・報酬制度(給与テーブル)の検討に向けて[その1]

・報酬制度(給与テーブル)の検討に向けて[その2]

人事としての専門性を高めたい!とお考えの方はこちらを是非ご覧ください。

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執筆者

堀尾 司

CANTERA責任者 兼 講師
(株)All Personal代表取締役CEO 1973年北海道生まれ。1994年(株)リクルート入社。2004年ソフトバンクBB(株)入社。ソフトバンク通信事業3社を兼任し、営業・技術統括の組織人事責任者に従事。2012年グリー(株)入社。国内の人事戦略、人事制度、福利厚生、人材開発の責任者を歴任。2014年より東京東信用金庫に入庫し地域活性化に従事。
2017年6月(株)AllDeal創業。2018年11月、(株)All Personalに社名変更。

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