キャリアに葛藤し、不安を抱えつつもフリーで人事に携わってきた約4年間を振り返る

最終更新日:2020/12/16

Writing by:濵島千恵

本記事は、同世代と比べてスキルや経験が浅いというキャリアへの悩みを抱える私が、自分のこれまでとこれからのキャリアを考えるために書いたものです。

自分のために書いたものなので、参考になる部分は少ないかもしれませんが、本記事を通じて、同じようにキャリアに悩む人が少しだけ前を向くきっかけになれば嬉しいです!

簡単な自己紹介

簡単なこれまでの経歴をみなさんに共有します。
最初のキャリアは地方大学卒業後にスタートアップの人材系ベンチャー企業。
その後エステ系ベンチャー企業に転職し、現在はフリーランスでRPO(Recruitment Process Outsourcing:採用代行)と新卒採用支援の事業を展開して、もう間もなく5年目に差し掛かろうとしているところです。

28歳の時点で、4年間もフリーランスとして活動をしていると、周囲の人からは「凄いですね」と言っていただくことがあります。

一方で、新卒2年目に独立したこともあり、経験の浅さに自分自身としてはコンプレックスを抱いています。

山への関心から、人への関心へ

そもそも、「人に関わるサービス」に興味を持ったきっかけは、大学時代に農学部で林業を専攻していて、“日本には豊かな自然があるのに、何で林業従事者は年々減少傾向にあるのだろう”と疑問に思ったところにありました。

周囲の同級生がみんな公務員を目指すような学科で、あえて一般企業に就職をしようと決めたのも「人と同じことをしていたら、山、変わらないじゃん」と思ったからです。
当時の就職活動時に使用していた履歴書の志望理由には共通して「日本の林業に革命を起こしたい」と書いていました。

今は年に数回、野外フェスに参加したり、学生時代の友人から呼ばれてワークショップに参加することで、当時のエネルギーには及びませんが力を注いでいます。

また近年は地方×外部人材という取り組みも増えているので、将来的に関わっていきたい分野であることに変わりはありません。

さて、このような私がベンチャー企業に入社を決めたのは、
①社長の傍で仕事ができる
②取引相手が経営者である
③若手でも平等に仕事を任せて貰える環境

ということを企業選びの軸に置いていたからです。
結果的に、人材系ベンチャー企業に内定をいただき、ご縁を感じ入社を決意しました。

新卒1年目の記憶は…正直思い出すと涙が出るくらい全力で働きました。
スタートアップ企業であったため、新卒1年目でも一人前の戦力として第一線で働く日々。
他の会社に入社をした同級生が研修期間を過ごしている間に、私は先輩社員からお客様の引き継ぎの説明を受けていました(入社3日目くらいだっと記憶しています)。

事業は求人広告の販売と新卒採用支援、表彰式プロデュース、SaaSの提供を行っており、その全ての事業に携わらせていただきました。
営業や企画、新サービスの立ち上げなど、普通の会社の1年目の立場ではなかなかできない経験だったと思います。

また四半期に1度の表彰式では、周囲の支えもあって3回連続MVPと連続数字達成をすることができました。

失敗も数多くしていましたが、同僚の支えもあってスキルはもちろん人としても成長させていただきました。今も縁が続いており、本当に感謝しています。

転職して4か月、逃げるように会社を辞めた

ある時、私のことを社員のように扱ってくれていた社長から「一緒に仕事をしようよ」と声をかけて頂いたことが、今に至る私の転機となりました。

がむしゃらに働いていた私にとって、その一言が頑張りを評価してもらえたように感じました。社長の掲げている理念や想いにも共感して「社長についていきたい」と転職を決意。新卒2年目の8月のことです。

ただ、この会社はたった4ヶ月で辞めてしまいました。
会社はエステのFC運営を事業として行っており、入社後は主にFC店舗の採用支援と、オープン前後の各種フォローを行っていました。

その後、東京の店舗がオープンした際に、私はその店舗に配属となりました。
元々人事がやりたいという想いで入社したということもあり、その想いが叶えられないという葛藤が生じ、逃げるように会社を辞めてしまいました。

フリーランスという働き方と成長の停滞

「逃げるように」という言葉通り、次の進路を全く決めていなかった私は、1ヶ月間のフリーター生活を経て、フリーランスとして独立する決意をします。

やっていけるという根拠は全くない状態で、今の年齢だったら失敗してもまた企業に戻ればいいか、という軽い気持ち、ほとんど勢いとノリで決めました。

その後、お世話になったキャリアの出発点である会社の社長に「もう一度一緒に働こう!」と声をかけていただき、RPOと新卒採用支援の仕事に携わりつつ、合わせて自分自身で営業活動をして新しい顧客を開拓しています。

勢いとノリで始めましたが、今年5年目を迎えます。勢いやノリも大事です!

「よし、フリーランスとしてやってきたことをお伝えして何かのお役にたとう…」と書き始めましたが、重ねてきたキャリアについてまだまだ自信をもってみなさんにお伝えできることが少ない、と筆を進めていくうちに感じました。

これまでのキャリアは、新卒1年目:新卒2年目:残りの4年間=7:2:1くらいの濃さで出来ています。
これまでのキャリアを振り返りますと、この数年間はフリーランスとして生きていくことに一生懸命でした。

しかしながら新卒1年目のときの自分の成功に縋(すが)っている状態でもあると気づきました。

「今は一生懸命働けて、やりがいもある。でも新卒時のように貪欲に成長を求め、それを実現できていないのではないか。成長が鈍化して誇れるキャリアを歩めていないのではないか。」

これが私の抱いているキャリアへの悩みです。

CANTERAとの出会い、これから

人事領域にこだわる理由は、関わってきた人事の皆さんが、社員のために奮闘している姿をたくさん見てきて「この人たちを支えられる仕事がしたい」と思っているからです。
コロナ禍で大変な中で頑張ってるお客様にも、私のできることで恩返ししたいです。

自分のキャリアを見直して、もっと人事としてのスキルを付けたいと考えてた時に、CANTERAベーシック講座の情報をFacebookで見つけて受講を決めました。

人事としての経験が浅い私にとって、他の会社の人事の人から得られる“生の声”は、凄く勉強になります。
また定期的に開催されている勉強会にも参加して、たくさんの人の支えがあって、ようやく少しずつ新しい次のキャリアを歩み始めることもできています。

これからは再び“自分らしい”キャリアを、そしてずっと歩んでいきたいと思っています。

さいごに〜濱島さんにとっての2020年を総括すると?〜

濱島さん:
Covid-19を背景に、自分のキャリアを見つめ直して、新たな一歩を踏み出した1年となりました。
1年の後半には新しい出会いの機会にも恵まれました。2021年は更なる飛躍の年にしていきたいです!

濱島さんありがとうございました!

人事としてのスキルを付けたいとお考えの方はこちら!

おすすめ記事

営業から人事へのキャリアチェンジ体験談

こんにちは。CANTERA ACADEMY3期卒業、杉田みずきです。人事の方の中でも、営業から人事へキャリアチェンジされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。そしてその中でも、自身が想像していたキャリアに人事が”あった方”、”なかった方”と状況はそれぞれだと思います。私自身も2019年4月より、営業から人事へキャリアチェンジをしました。当時私の想像していたキャリアに、人事は全くありませんでした。

【CANTERA talk】アースメディア代表松本淳さんに聞く「今の人事に求められる「人間性」という1つの大切なスキル」

CANTERA NOTEでは、人事領域で活躍される著名人をお招きし、人事パーソンの学びとなるお話をうかがいます。

今回お招きしたのは、一般社団法人アースメディア代表の松本淳さんです。松本さんは、インテリジェンスの創業拡大期に入社後、人材系の会社を起業、拡大後にM&Aで事業譲渡し、現在は国内外の起業家育成に力を注いでいます。また、松本さんのTwitterはビジネスパーソンから人気を集めており、読者のなかには松本さんのTwitterから学びを得ているという人もいるかもしれません。

そんな松本さんに、今の人事に求められる能力や戦略人事リーダーに求める経験やスキル、松本さんが理想とする人事パーソンについてお話をうかがいました。

【CANTERA修了生✕堀尾司】 社会人15年目・HR1年目の水越裕太郎さんが目指すCHROへの道

CANTERAでは、人事領域で活躍している人はもちろんのこと、人事未経験の人も多く学んでいます。 CANTERAアカデミー修了生の水越裕太郎さんもそのひとりです。水越さんはマーケターからHR領域へと半年前に転向し、CHROを目指しています。

今回はCANTERA代表である堀尾と水越さんが対談。水越さんがCHROを目指したきっかけや理想のCHROになるための経験の積み方、水越さん自身が掲げるミッション・ビジョン・バリューや3600人のフォロワーを抱えるTwitterとの向き合い方など、とことんお話をうかがいました。

採用ブランディングは「誰に嫌われるか」

私はあくまでもいち企業の人事であり、ブランディングのプロではないが、必ずしもより多くの人から応募を集めることが採用ブランディングだとは思わない。むしろ、『誰から嫌われるか』こそが採用ブランディングにおいて重要なことだと思う。

ジョブ型人事制度 4つのメリットと2つの留意点

こんにちは。CANTERA ACADEMY1期卒業、上田明良です。昨今、日本型雇用の制度疲弊に伴う見直しの必要性が叫ばれるようになった中、アフターコロナを見据えた働き方の変化が拍車をかけるように、企業への貢献を明確にした人事制度としてジョブ型人事制度(ジョブ型雇用)を志向する企業が増えてきているように思います。ただ、一概にジョブ型といっても、企業が営む事業の性質、組織ステージ(創造性・指揮・委譲・調整・協働など)によってマッチ度は変わってきます。そのような環境下において本稿では、ジョブ型人事制度について導入を検討している、導入するまでもいかないが選択肢の一つとして知っておきたい、将来に向けて純粋に興味があるとった方々に向けて、よりよい選択をする為の一助となればという思いを込めて、基本的な考え方からメリット・デメリット、設計・運用時の留意点につい紹介していきたいと思います。

ソーシャルリクルーティングをはじめる時のいろはのい

会社が成長期で採用を増やしたい!でも採用費用は抑えたいし、優秀な方を採用したい、というニーズの高まりから転職潜在層の採用が可能になるソーシャルリクルーティングを活用している企業も増えています。運用次第では、採用単価を抑えて優秀な方を採用することができるのですが、ポイントを押さえて運用しないと工数だけかかって成果につながらないということになります。

執筆者

濵島千恵

CANTERA ACADEMYベーシック2期卒業。

新卒でスタートアップの人材ベンチャー企業に入社。飲食企業の新卒採用支援を中心に、求人広告の営業、SaaS事業の立ち上げ、表彰式のプロデュースの事業に携わる。人材業界から人事へのキャリアチェンジのため、美容系ベンチャー企業に入社するも、挫折を期に退社。その後はフリーランスで約4年間、新卒採用のコンサルティングとRPOサービスを経験し、人事領域での新しいキャリアを描くためにCANTERAに参加。

お酒と旅行、野外フェスが好き。

キャリアに葛藤し、不安を抱えつつもフリーで人事に携わってきた約4年間を振り返る

本記事は、同世代と比べてスキルや経験が浅いというキャリアへの悩みを抱える私が、自分のこれまでとこれからのキャリアを考えるために書いたものです。

自分のために書いたものなので、参考になる部分は少ないかもしれませんが、本記事を通じて、同じようにキャリアに悩む人が少しだけ前を向くきっかけになれば嬉しいです!